登米市迫町・長沼ハス祭り2008/08/16 21:41

長沼ハス祭り
ハスの実
長沼・観光船から
伊豆沼北岸から

仙台は午後から雨という事で、午前中が勝負でしょう!…という事でハスを見に行きました。

 冬に、白鳥の越冬地となる伊豆沼周辺は、夏になるとハスの花が咲き乱れる観光地となります。

 先月25日にも行った時もかなり咲いていたので、いい時期では無いかと思います。

 伊豆沼・長沼・内沼と3つの沼で、それぞれハスの群生地があり、それぞれ観光遊覧船が動いています。

 その中では、長沼の観光遊覧船が一番良いのではないかなぁ~…と思っています。

 ポイントは3つで、高い位置から見下ろせるという事と、遊覧する時間が長いという事と、説明が上手かという事です。

 長沼の船頭さん(?)は人にもよると思いますが説明が上手です。

 今日は、ハスの実を食べさせてもらいました。今の時期のハスの実はやわらかく松の実のような感じでした。味はあまりない感じですね。

 写真4枚目は、先月と同じ場所から撮影したのですが、やっぱり満開は華やかでいいですね。

 ハスの花は、朝一番に花が開花して、午後には閉じてしまいます。それを何回か繰り返すと花びらが全部散って、シャワーのようになっていきます。

 観光遊覧船は2年前に800円でしたが、今回行ったら1200円になってました。ちょっと高めですね。


 

登米市登米町・教育資料館2008/08/16 22:44

教育資料館
水沢県庁記念館
警察資料館
ヤマカノ

ハスを見た帰り、天気がもうちょっと持ちそうだったのと、東北自動車道を東京方面に進むと渋滞にはまる可能性があることから、ちょっと遠回りです。

 行ったところは、登米市(とめし)登米町(とよまちょう)、同じ漢字で読み方が違うのでちょっと迷う地名です。

 ここは、今月9日に行った丸森町と同じで町の中に蔵がたくさんあります。

 こちらも、北上川(流路延長249kmで全国4位)の中流域にあり、川が重要な運送手段の時の重要地点でした。

 そして、ここは明治新政府になり廃藩置県制度が取られた時の「水沢県」の県庁所在地でもあったところです。

 そのため、明治の西洋風の建物…旧登米高等尋常小学校校舎(現教育資料館)や、登米警察署(現警察資料館)などが残っています。

 町のあちこちに蔵も残っていて、ヤマカノは今でもみごとな蔵が残っています。

 銀行などの新しい建物も、蔵をモチーフにした作りになっていて、蔵で「町おこし」をしようという感じを受けます。

 辛口で言わせてもらえれば、教育歴史資料館の隣にある「観光物産センター(遠山之里)」を含めて何か名物となるようなおいしい料理が欲しいです。

 「はっと汁」でもいいのですが、まだまだ定着しているようには思えません。

 観光物産センターは県の内外からの観光客で活気があるのですが、町の中を歩いてみるとそれほど観光客を相手にしているような感じではありませんでした。

 外からの観光客を相手をする場所が「観光物産センター」だけのような気がします。

 観光客としては、「観光物産センター」だけでなく、いろんな場所で食事をしたり、おみやげを見たりする場所が欲しいと思いました。

 こんなにすばらしい建築物が残っているのにもったいない使い方だなぁ…と思ったのが正直な感想です。


 
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