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大高森入り口

大高森展望台

野蒜海岸方向

展望台から

宮城県の最大の観光地である「松島」は、いつ来てもすばらしい眺めか？…というと、そうではありません。

　天気の良い日と、悪い日の差が大きく、天気の良い日は「さすが日本３景の一つだなぁ」と思うのですが、天気の悪い日は島がたくさんあるだけだよねぇ～…とちょっとがっかりするような景色になってしまいます。

　松島は、松の緑色と青い海のコントラストが良いのであって、天気が悪く、松も海も黒っぽくなってしまう天気の悪い日は、あまりオススメの観光地ではないのです。

　…なので、冬場は、松の色にも緑色は少ないですし、海の色もくすみがちです。

　そして、今日のような春先では、中国からの黄砂がたくさん飛んで来て、遠くがかすんで良く見えないので、尚更オススメでは無くなってしまいます。

　小学生の時、近くの野外活動センターで合宿するイベントがあり、子供の時から登った山ではありますが、大高森は、観光地としての整備も進んでいないので、雨が降ると足下が滑ってしまい年配の方々にはお勧めの場所ではありません。

　急勾配の傾斜が、延々と700m(20分ぐらい)続く訳ですから、あるていど体力に自信の無い人には無理です。

　最近になって、「奥松島縄文村歴史資料館」が出来て、そこに駐車して大高森へ登る西登山道が出来ましたが、最初の方はちょっとなだらかな部分があるものの、距離が長く途中からは同じ急勾配です。

　個人的には、大高森山頂まで、車で行ける道路を整備してくれると大変うれしいのですが、残念ながら今の所は自分の足で登って行くしかありません。

　現在登山道の整備が進んで、一部コンクリートになっていたり、登山道の中央に手すりをつける工事が進んでいました。

　帰りに「奥松島縄文村歴史資料館」に立ち寄ってみましたが、お客さんは誰もいませんでした。大丈夫なのか？