ゴールデンウィークも終盤、築館市花山地区の「鉄砲まつり」に行って来ました。
この築館市の花山地区は、去年の宮城岩手内陸地震で大きな被害を受けた地区です。地域復興の応援の意味も含めての参加です。
地震の爪痕はあちこちにあるものの、目立ったところはかなり修繕されているようでした。
このお祭りは、正徳2年(1712年)に伊達藩の遠藤守信の奥方が、幼君の強健を御嶽神社に祈願したところから始まったとされています。
そのために、鉄砲行列の中に、奥方や幼君、腰元に扮した人達も参加しています。 私が見た幼君は、御嶽神社の神楽の舞の時に爆睡しておりました(笑)。
インターネットでの前情報では、13:00行列出発・14:00中学校校庭で発砲という情報でした。12:00前に現地に到着したので、時間があると思って御嶽神社に先回りをしたら、12:00から御嶽神社での神事が始まっていました。
御嶽神社では、神事の神楽が奉納され行列の安全を祈願して発砲などもあり、見物人も少なく、ちょっと得した気分になりました。
13:00からは、神社を降りて麓(ふもと)のふるさと交流館で、手踊りの女性や子供みこし、稚児行列などと一緒になり町内を練り歩きました。
こちらは行列をちょっと見て、すぐに発砲の本会場である中学校の校庭に移動。もうすでにたくさんの人が来ていましたが、行列がおわった頃には倍の人数にふくれあがっていました。
14:00~発砲予定かな?…と思っていたら、神主さんの祝詞(のりと)や築館市長の挨拶などがあり、実際の発砲は14:30~でした。
発砲は12人で、合計10回。ゲストである島津先生の早撃ち4連発。最後に大砲(おおづつ)の発砲で15:00に終了となりましたが、こちらの方は見ていて流れがすごい早い展開でした。
出店の屋台も10軒ぐらいで、それほど大きなお祭りでは無い印象ですが、地元の人が長く守って来た伝統のあるお祭りである事を実感しました。
|
最近のコメント