天気が良いので、涌谷町で開催された「東北輓馬(ばんば)競技大会」に行って来ました。
輓馬(ばんば)とは、競馬をするサラブレットとは違い、足や首などが太く、力作業用に改良された馬の事です。
大きい物(輓馬)だと1トン以上あるというから驚きです。
9:00~開始されるという事で、朝8:30ぐらいに現地に到着したのですが、9:00~は祈願祭や、開会宣言などがあり、それからそりの準備が始まったりと…最初のレースが開始されたのは9:54頃でもっと遅く来ても良かったぐらいです。
開催された河川敷は、涌谷城のある公園が近くにあり、お城と桜が背景となる位置を運良く見つける事が出来ました。
涌谷城(城山公園)の桜は、満開というよりは、だいぶ散りかけていて、2割~3割ぐらい散っている感じでした。
レースが開始され、アマチュアカメラマンが写真を撮り始めると、レースしている輓馬の前にあやしげな人影がチラチラ出てきます。
周囲のカメラマンからは、写真の邪魔になるので退いて欲しいとお願いしましたが、「涌谷町広報」のカメラマンらしく、「仕事なので退くことが出来ない」の一点張りで、周囲のカメラマンからはブーイングの嵐でした。
写真を撮るためにわざわざ遠くから来ている人もいるのだから、もうちょっと気を使って欲しい気がします。
天気が良かった事もあり、日射病で倒れる人も2人。 その度に救急車が呼ばれ、レースが30分ぐらい中断し、イライラするような大会の流れでした。
試合の半分が終わった12:00近くには、ほとんどのカメラマンが撤収して、まばらな状態になりました。
午後は、馬体の大きな重量級のレースになるのですが、馬主のおじいちゃんやお孫さんなどの家族が、ロープ内(関係者以外立ち入り禁止区域)に入っていて、輓馬を応援するのですが、撮影している側としては、輓馬を撮影しているのか?人を撮影しているのか?わからないぐらいの人だかりです。
…なるほど、この現象を経験しているカメラマンは午前中だけで帰ってしまうのね…。
確かに午後のレースは重量級のレースですが、午前中のレースだけでも十分満足できる内容でした。
1レース毎にソリのオモリを交換したり、レースとレースの間の準備時間が長く、長時間の撮影は厳しいです。
写真を撮るだけなら…午前中で帰るというのもアリなんでしょうね。
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