明月院:鎌倉市(アジサイ)2012/06/24 18:40

明月院(山門)
明月院(山門)
明月院(アジサイ)
明月院(アジサイ)

鎌倉で一番アジサイが有名なお寺と言ったら北鎌倉にある明月院でしょう…という事で行ってみました。

 鎌倉はアジサイのシーズンが一番 人の多いシーズンかも知れません。町全体がお祭りムードに浸っているような感じです。

 北鎌倉の駅から人の流れが途切れる事無く明月院まで続いています。

 この時期は明月院周囲の道路も自動車通行止めとなり、歩行者優先となります。通りの脇には「かき氷」の屋台なんかも出ています。

 明月院へ100mぐらいの距離まで来るとほぼ進まない状況になり、「最後尾」のプラカードを持った警備員が出て来ました。

 どこから来たのか?…というぐらいの混みようです。 入口は3箇所あり拝観料500円を支払います。 この時期だけちょっと値段が高いみたいです。

 入口(受付)から山門までの100mぐらいの両脇がアジサイで一番見事なエリアになるのですが、2000株以上のアジサイがあり、確かに寺院としてこれだけアジサイの花があるところも珍しいと思います。

 お寺の中ではウサギが飼育されていました。 「月」のお寺だから「ウサギ」なのでしょうか?

 遊歩道は300mぐらいで30分もあれば1周してしまうようなお寺です。

 花菖蒲の咲いている内庭もあるのですが、本堂の中からしか見えず、本堂に入るのにも300円のお茶代が必要です。細かい持ち合わせが無かったので入りませんでしたが、本堂の中も人でいっぱいでした。



明月院(めいげついん)
住所鎌倉市山ノ内189
電話0467-24-3437
時間8:30~17:00(6月)、9:00~16:00(それ以外)
料金500円(6月)、300円(それ以外)
駐輪場なし
ペット持ち込み禁止

浄智寺:鎌倉市(アジサイ)2012/06/24 23:14

浄智寺(参道)
浄智寺(鐘楼門)
浄智寺(庫裡)
浄智寺(布袋尊)

浄智寺は、鎌倉五山第4位として境内は国の史跡にも指定されているお寺です。 アジサイがたくさんあるお寺では無いのですが、いろんな花が季節毎に楽しめるお寺です。

 このお寺の一番の見所は中国風の山門でしょう。 ちょっと変わった形をしているからなのか?、3~4人の人が絵を描きに来ていました。

 アジサイの季節にしてはちょっと少なめのお客さんで、静かに鎌倉を堪能するにはちょうど良い場所です。

 このお寺の開山の1人に「兀庵普寧(ごったんふねい)」という人が名前を連ねています。

 鎌倉時代に宋から来たお坊さんなのですが、話がくどくてわかりにくかった事から、ごちゃごちゃした事を「兀庵兀庵(ごったんごったん)」=「ゴタゴタする」という言葉の起源になったという事です。

 お寺の脇には、鎌倉大仏へ抜けるハイキングコースが続いています。鎌倉時代にタイムスリップを体験するならいい場所かもしれません。



浄智寺(じょうちじ)
住所神奈川県鎌倉市山ノ内1402
電話0467-22-3943
時間9:00~16:30
料金200円
駐輪場あり(約10台、大型可)
ペット持ち込み可

東慶寺:鎌倉市(アジサイ)2012/06/24 23:55

東慶寺(山門)
東慶寺(山門)
東慶寺(アジサイ)
東慶寺(さざれ石)

北鎌倉駅から徒歩5分ぐらいの距離にあり、100円の拝観料で十分にアジサイの楽しめるお寺です。 このお寺もアジサイ寺として鎌倉では5本の指に入るぐらい有名なお寺です。

 女性から別れる事が出来なかった時代に駆け込めば離縁出来るお寺として「駆け込み寺」「縁切り寺」として有名なお寺です。

 昔は尼寺でしたが、現在は禅寺となっています。

 山門につづく20mぐらいの階段の両脇にアジサイが植えられていて綺麗な花を咲かせてくれています。

 境内の中にもアジサイはあるのですが、花菖蒲なども植えられていていろんな花が咲いています。

 茶室や売店などもあり商業化されているところが現代的なお寺っぽいです。

 そのお店の前に「さざれ石」が置いてありました。 国歌「君が代」の歌詞にも出て来る石なのですが、初めてこんな石なんだ…と見ることが出来ました。

 「さざれ石」は、雨水で溶解した石灰石を含んだ粘着力の強い液体が、地下で小石を集結して次第に大きくなって地上に出て来るんだそうです。

 それで「千代に八千代に」「さざれ石巌となりて」「苔のむすまで」という事なんです。



東慶寺(とうけいじ)
住所神奈川県鎌倉市山ノ内1367
電話0467-22-1663
時間8:30~17:00
料金100円
駐輪場なし
ペットケージ要

 
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