かき徳(かき丼)2010/04/23 23:33

外観
かき丼(680円)
メニュー

宮城県(松島)の牡蠣と言えば、広島県と並ぶ2大産地で、広島産よりはちょっと小振りですが、味のぎゅっと詰まった感じのする牡蠣です。

 1960年頃、遠くヨーロッパのフランス在来種の牡蠣が大量死滅した時、松島から雅貝をフランスまで空輸したという事で、フランスで食べられている牡蠣は松島産とは遠い親戚関係なのです。

 世界的にも有名(?)な宮城の牡蠣なのですが、昭和2年から専門店として食べさせてくれるお店が「かき徳」です。

 割烹料亭風で、昼間でも1500円~3000円ぐらいの料理を出すお店だったのですが、最近ではサラリーマンを相手に低価格での料理も出すようになりました。

 建物は、1階が牡蠣の直売場で、2階が食事、3階が宴会場になっている自前のビルです。

 2階のお店は、4人掛けのテーブルが3脚、2人掛けのテーブルが4脚、8人掛けのテーブルが1脚のお店です。

 椅子は、お年寄りに配慮してか、床から20cmぐらいの高さの座椅子でクルクル回転するようになっています。

 お客さんは、10名ぐらいで、男女半分半分と言ったところでしょうか? あいにくの冷たい雨にも関わらず普通にお客さんが入って来るところは、さすが有名店という感じです。

 今週のランチは通常900円の「かき丼」が680円という事で、今週のランチを注文しました。

 10分ぐらいで出てきた「かき丼」は、牡蠣の季節(10月~2月)では無いにも関わらず、身の大きな牡蠣で、味もしっかりしていて、さすが「かき徳」と思わせる内容でした。

 …でも、個人的には、もうちょっと半生でジューシーな方が好みかなぁ…。

 「かき丼」はフライにする時と、玉子でとじる時の2回火が入っているので、中までしっかりと火の通った牡蠣になっていました。

 味噌で食べる土手鍋や、牡蠣鍋、牡蠣フライなど…レパートリー豊富な牡蠣料理。 親戚が遠くから来た時に連れてくる仙台では定番のお店です。

仙台かき徳 本店 (かきとく)
 住所仙台市青葉区一番町4丁目9-1
 電話022-222-0785
 営業[昼]11:30~14:00 [夜]17:00~22:00
[定休日]月曜日(祝日の場合は翌日休業)
 喫煙ランチタイム禁煙、その他の時間分煙


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