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外観

カツカレー(780円)

メニュー

溝の口駅西口から出てすぐの場所にある「カレーライス・定食」のお店デリー。　お店は４枚のガラス扉があり、店内には料理のショーケース。　一見するとお肉屋さんや弁当屋さんの雰囲気のお店です。

　店内はカウンターのみ１１席の小さな店内でメニューはカレー５種類、定食５種類です。

　先客は肉体労働者系の男性４名のみでした。お店のスタッフは厨房に料理を作っているご主人に、配膳・レジを担当する娘さんの２名です。

　先客の注文を見ているとカツカレーが多かったのでカツカレーが人気なんだろうと、同じものを注文しました。

　料理の待ち時間は10分ぐらいです。　料理は昔懐かしいステンレスの皿に、少しばかりのキャベツの千切りとメインのカツカレーのみ、見た目では780円は高いという印象でした。

　しかし、食べてみると印象は一変します。　カツは薄くて脂身がやや多めの肉をカリカリに揚げてあり、その上にカレーがたくさんかけてあります。

　このカレーがとっても不思議。　辛口のカレーなんですけれど、辛口だとスパイスが多くザラザラする感じのカレーが多いのですが、このカレーは舌触りがトロトロで、こんなトロトロだと小麦粉が多く甘めのカレーという印象なのですが、見た目と味のギャップがものすごく離れています。

　カツから出る甘い肉汁とのバランスも最高です。　辛さに満足しながら一気に完食。　この味ならこの値段も納得の料理でした。

　お店の見た目は普通の大衆料理の店なんですけれど、こだわりのおいしいカレーのお店でした。