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外観

餃子定食(700円)

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慶応仲通りの出口、三田二町目交差点に近い場所にあるお店です。外観は真っ黒で看板もなく全然お店らしくないお店です。

　お店は狭く、１列のカウンターのみ８席、先客は男性１名のみ、後から男性４人、女性２人来てお店は満席です。

　ランチタイムは、餃子定食(700円)かジャージャーめん(700円)の２種類のどちらかを選ぶ事になります。

　カウンターの向こうでは、奥さんとご主人の２人で小さなガスコンロで餃子を焼いています。１人１人づつ作っているので待ち時間は長く15～20分ぐらいです。

　ご主人は後ろからチョコチョコと手を出して手伝っている感じです。奥さんがほとんどの作業をこなしています。

　出て来た餃子定食は、小さめの餃子６コと豚汁と塩こんぶの乗った白ご飯です。　餃子は、ニラがたっぷり入っていて、豚肉と海老でプリプリとした食感の餃子でした。

　サラリーマン街だけあって午後の仕事にも差し支え無いようにニンニクは入っていません。

　個人的にはガッツリニンニクの効いた餃子が好きなのですが、女性客もいることを考えると仕方ないんでしょうね。

　このお店、以前は「がんこラーメン」系のお店で、外にはのれんすらも無く、豚の骨が外に吊してあるかどうかで営業しているのか判断するような「知る人ぞ知る」隠れラーメン店でした。

　店内には「マンガ禁止」の張り紙があり、ピリピリとした空気の中　作っているご主人も真剣勝負。食べる方も真剣勝負という感じでした。

　そのお店もご主人が病気になりお店を閉めてしまったと風の噂で聞きました。

　現在は奥さんが餃子のお店として営業を再開し、ご主人が手伝っている姿を見ていると、またあのラーメンが食べたいと思ってしまいます(無理だろうなぁ…)。