皇居(千鳥ヶ淵)の桜の写真を撮りに「田園都市線 溝の口駅」にバイクを駐めて行ったのですが、帰って来たら駐輪場の係員から「どこに行って来たの?」と声をかけられ「二ヶ領用水のしだれ桜」も見頃だと教えてもらってさっそく行ってみました。
二ヶ領用水は新田開発が盛んに行われた「川崎市」の農業事業の元となった用水路で、川崎市の至る所に流れています。
水源は東京都と神奈川の県境を流れる多摩川なのですが、江戸時代は水の争奪合戦が長く続いたために、公平に用水を分割するために作られたのが、久地(くじ)にある円筒分水です。
1941年(昭和16年)に出来た円筒分水は、地下から流れて来た水を、土地の面積で決められた比率で周囲の用水路に分割出来るように作られた歴史建造物です。
そこから川崎方面に流れている用水路の脇にはたくさんの桜が植えられていて風情ある光景になっていました。
用水路は一時期生活排水が流れ込み問題となっていたようですが、現在は鯉なども泳ぐ綺麗な川になっています。
残念ながら現在は農業用に使う事はほとんどなくなってしまいましたが、地域の人達には慣れ親しんだ散歩コースになっているようでした。
| ・ | 二ヶ領用水久地円筒分水 |
| 住所 | : | 川崎市高津区久地1丁目341番地 |
| 電話 | : | 044-200-3305(川崎市教育委員会) |
| 時間 | : | 特に無し |
| 料金 | : | 駐車場なし、入場料なし |
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