ニコン塾(みちのく公園)2009/03/12 21:55

懲りずに「ニコン塾」に参加してきました。今回のテーマは「風景」で旅行写真家の「梶山博明 先生」の指導。

ニコン塾は、今年3月で修了し、来月からは「ニコンカレッジ」として新たにオープンします。

 今日は屋外撮影実習で「みちのく公園」に行って来ました。この時期は公園に花があまりなく…ちょっと寂しいというのが本音です。

 それでも、クリスマスローズ、クロッカス、福寿草、マンサクの花が咲いていました。これから、梅・桜が咲き始めると公園もにぎやかになるのでしょうが、その時期にはちょっと早いようでした。

 今回のポイントは、(ポイント1)目線の高さだけでなく、目線を低くして見ると新しい発見がある。(ポイント2)光と影に注目し、池や水たまりなどを利用する。

 そして、今回の講習の中で、何年もカメラをやって来て解らなかった1つの謎が解けた。それは…F値(絞り値)についてである。

 一般的には絞りを1段開くと、シャッタースピードは2倍になると言われている。シャッタースピードは1/15、1/30、1/60と倍々なので良くわかるのだが、絞りはF1.4→F2.0→F2.8→F4→F5.6と一定倍数では増えない。

 何度も出てくるので暗記してしまったが、数字の根拠が不明のまま覚えてしまっていた。

 今回の講習の中で、絞りは光の通る面積だという事がわかった。当たり前なのだがF1.4は「およそ1.4」であり本当は「1.41421356」でつまりルート2なのだ。

 2の倍は「4」でルート4は「F2.0」であり、4の倍「8」はルート8で「F2.828427」、4の倍の「16」はルート16で「F4.0」…

 …という事で「F1.4/F2.0/F2.8/F4.0/F5.6/F8.0/F11.0…」と出来上がっている。

 そんなの当たり前と思っている人も多いと思うが、意外にきちんと説明してくれる参考書類は少ない。でも、絞りって四角ではなく円だよね最近は…。

リンクフリーです使ってください リンクフリーです使ってください