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くりこま商家のひな祭り |
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つるし雛(這い子) |
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つるし雛(全景) |
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「つるし雛」が見たくて「くりこま商家のひな祭り」に行ってきました。つるし雛は、ひな壇飾りの周囲につりさげられるひな人形で、いろんな形があります。
「猿:病気が去る」、「巾着:商売繁盛」、「三角:薬」、「とうがらし:悪い虫が娘につかないように」などいろんな意味をこめて作られたそうです。
「つるし雛」は、伊豆稲取が発祥の地とされ東北では、伊豆稲取から江戸末期に山形の酒田に伝わったそうです。
ひな壇飾りも豪華絢爛で良いのですが、手作りの「つるし雛」も愛情がこもっていていいものです。
今回は、くりこま商家のひな祭りに行ってきましたが、かなりひどい状況でした。メインは3月1日だったという事もあるのでしょうが、町の中は閑散した雰囲気が漂っていました。
東北自動車道を「金成インター」で降りて、旧栗原田園電鉄沿いを細倉方面に向かったのですが、岩ヶ崎に着いても「岩ヶ崎商店街」が見つからない。
近くの交番で聞いてみると、旧くりはら駅前の六日町商店街と周辺の商店街を総称して「岩ヶ崎商店街」というらしいが…「六日町商店街」という標識はあるけれど…「岩ヶ崎商店街」という看板は見あたらず地元の人以外わからないと思う。
商店街は近くに出来たショッピングモールの為か、人通りもほとんどなく、シャッターを閉じているお店もかなりありました(土日は休み??)。
メイン会場となる「旧たかひこ」も商工会議所の人が1人で、お客さんも3名程度で、かなり寂しい感じでした。
もう一つの会場となる「みちのく伝承館」も伝承館の奥に事務の女性が作業をしているだけで、他は誰もいませんでした。
今回で10回目という事で、もともとは栗原田園鉄道を廃線にしないために始まったのでしょうが、栗原田園鉄道が廃線になり、町の人達のヤル気が失せてしまっている感じでした。
栗原市は昨年の岩手・宮城内陸地震で大きな被害を受け大変だと思うけど、栗原を元気にしたいと思うなら、栗原市役所の職員などがボランティアでもっと人集めなどをしないと、この町はさびれていく一方だと思う。
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